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もうひとつのプレミアム・コンパクト

先日日産から登場した「プレミアム・コンパクト」・TIIDA(ティーダ)を見に日産のお店に出掛けた。
(※日産には2大系列店・ブルーステージとレッドステージがあるが、現在ほとんどの車種はどちらでも買うことができる。ただし、車種ごとに系列の優先度に違いがあるらしく、ティーダはブルーステージ、先日発売されて絶好調のムラーノはレッドステージに優先的に試乗車が配置されているんだそうな)

P1080507.jpg

このティーダ、位置づけとしては、長年日産の主力大衆車だったサニーの後継モデルだと言われているんだけど、敢えて車名を変えてきたのは、今までより上のランクのクルマなんだよってことを言いたいがためなんだろうと思う。
(※ティーダにはセダンタイプのティーダ・ラティオというモデルもあって、日産ではむしろこちらを従来のサニーユーザー向け(コンサバという意味で)と位置づけているらしい。)

今回登場したティーダは5ドアハッチバックのボディを持っていて、全長は約4.2m。エンジンは今のところ1.5リッターのみだが、年内には1.8リッターが追加される予定だ。

能書きはさておき、早速試乗してみた。まず感じるのは、重厚なドアの建て付け。このあたりはわがベリーサといい勝負で、車体のしっかり感が伝わってくる気持ちのイイものだ。

シートに腰を下ろすと、サイズはたっぷっりとしている(営業氏曰く、上級セダンのティアナと同じサイズのシートだとのこと。ベリーサもアテンザと同じと言ってたから、セールストーク的には瓜二つだ)ものの、背面座面共に、面の中央が突っ張った感じでやや落ち着かない。ちょっとヤレてきた頃になじんでくるのかも(笑)。サイドサポートも控えめで、こうしたところにこのクルマの性格が表れているようだ。
シートリフターは6センチ近くのアジャスト幅があるというが、全体的には着座位置が高めでアップライトな印象。フロントグラスはベリーサのように立っていないので、前席の相対的な広々感にはやや欠けるという感じだ。

新開発のエクストロニックCVTをドライブレンジに入れて発進する。滑らかで軽やかな出足が気持ちいい。ずいぶん前に乗った先代プリメーラのCVT(確か日産としては初のものだったと思う)には正直感心しなかったけれども、これはイイ感じ。進化の跡がしのばれるというものだ。

前の愛車だったシビックのCVTもよかったが、これはそれよりさらにロスが少ない印象で、スロットルをグッと開けていっても駆動ベルトのビビリ感など皆無。燃費も相当に期待できそうな気がする。

一方、これも新開発のオールアルミ製エンジンは、パワーこそまったく不足のないものだが、高回転域でのザラッとした回り方や音は、いかにもアルミをこすり合わせてますという感じで、生理的には好みじゃないかも。1.8が出てくれば、回さずに済む分いいのかもしれないけれど、もうちょっと洗練してほしいところだ。

総じて言えばベリーサの方が静粛性は上だと思うが、ゼロ発進時に限って言えば、ティーダの方がこの出来のいいCVTとパワフルなエンジンのおかげで気持ちよく滑らかで、かつうるさくない走りができる。ストップアンドゴーの多い街中では、間違いなくベリーサより快適だろう。

ハンドリングを語るような腕でもないけど、一応そういった方面の感想も。

うまく表現できないけれど、ティーダの走りは、第一印象で感じたこのクルマのシートの感触に近い。つまり、中立付近で突っ張った感じがあって落ち着きに欠けるという感じだ。当たり前の速度で当たり前にロールするし、そのロール速度も速からず遅からず。良くも悪くもフツーのクルマという印象が強い。プレミアムというよりも、サニー後継という言葉が頭にちらつくのはちょっとサビシイ。

エンジンもシャシーもまったくの初物だけに、今後の熟成に期待するのが正しいんだろう。現行マーチも、マイチェン後に見違えるように足がよくなったことだし……。

現時点ではCVTがベリーサに大きく勝るほかは、エンジンはCVTの助けもあってパワー感に不足はないもののフィーリング面で課題が残り、足回りについては、デミオで熟成を重ねたものをベースにしているベリーサには遠く及ばないといったところ。ただ、これが熟成されてくるとかなり手強いライバルになりそうだ。

と、以上は超私的インプレだったけれども、実際の販売では、おそらくティーダの圧勝になるんじゃないかな。ティーダに限らず、この秋の日産の新車攻勢と、それにかけるプロモーションの勢いは凄まじい。川原なんとかという勘違いモデル&桐島なんたらとかいうボンクラ坊やのペアと小西真奈美&CHARのナイスペアとじゃ勝敗は火を見るより明らかでしょう。ええ。(^^;)

マツダ、宣伝ダメ過ぎ……。(T-T)

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コメント

川原&桐島がイメキャラなのには正直がっくりですよね。どうせなら同じ「モデル」でも、同じ「桐島」でもかれんさんの方を起用し、オトナの酒のCMを始めたV6の岡田クンあたりのカップルで行って欲しかったです。

投稿: ヤマダハナコ | 2004/10/17 11:23

ヤマダさん、コメントありがとうございます。
いやホント、がっくりですよねぇこの人選は。(T-T)

V6岡田くん、『学校へ行こう!』を見始めてからすっかりファンになりました。
そういえばあの特徴的なおでこのラインが、ベリーサのフロントまわりの曲面に似ているような気も……(笑)

冗談はさておき、マツダには真剣にこのクルマの売り方を考え直してほしいです。

投稿: 単二 | 2004/10/17 19:03

単二さん、こんにちは!シロシロと申します。
ベリーサのCMキャラ、僕も真剣に考察してみました。
が…これがなかなか、ぴたりと来る人がいないのですよ~(^◇^;)
女性ならば、小雪さんがしっとりとしていい感じかなぁ。
お子さんもいらっしゃいますが、黒木瞳さんもいいかな。と。
ただ、男性があまりいないのですよ~
30代独身(もしくは子供がいなくて)、しっとりとした
ハンサムな男性…なかなかあたらないんですよね。
マツダもきっと、かなり悩んだのではないか、と(^_^;)
(金銭的な面も含めて)
いずれにせよ、もう少し印象に残るCMにしてほしいですね♪
僕ももう少しで、ベリーサユーザーになります!楽しみです!

投稿: シロシロ | 2004/10/25 13:55

シロシロさん、はじめまして。ようこそいらっしゃいました。(^^)

ベリーサご契約、おめでとうございまーす♪

CMキャラ、オーナーの皆さんにとってもアタマの痛い問題みたいですねぇ(苦笑)。

いっそ人に頼らないで、ベリーサそのものをもっとクローズアップする方法もあったような気がするんですけど……。

ま、それはさておき、我らオーナーはそんなことを気にしないで、目一杯このクルマを楽しんじゃいましょうね! これからもよろしくお願いします。

投稿: 単二 | 2004/10/25 15:16

お返事ありがとうございました~♪
実は今回、ベリーサを購入するきっかけになったのは、このティーダだったりします。
今乗っているCR-Vからコンパクトカーへ切り替えようと思っていたところ、ティーダが発売になり、日産に見に行きました。
ところが…雑誌やCMで受ける印象と裏腹に、実車はあまり印象的ではなくて…(__;)なんか普通の車、という感じがしました。しかも大きい!コンパクトカーの枠を超えている感じがしました。
次にベリーサを見に行き、そのスタイルに惚れ込み、購入に至ったわけです♪
迂回亭のこの記事、とっても参考にさせて頂きました。ありがとうございました!

投稿: シロシロ | 2004/10/25 18:13

シロシロさん
またまたおいでいただきありがとうございます(^^)

なるほど〜。ティーダ経由でベリーサを射止めたわけなんですね。

ボクの拙い記事がお役に立ったのならうれしいです。(後から恨まれたりして〜(^^;))

投稿: 単二 | 2004/10/26 13:59

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