« ウィッチ・ドクター? | トップページ | ベリーサチョロQ,到着! »

P居住者?

今日はちょっとベリーサから離れてお堅い話。

なんじゃいそれ? と言われそうな今日のタイトルのこの言葉、実はある英語圏ホームページの記事を翻訳サイトで日本語に直したところ、その冒頭に現れたものだ。
出版用語で「ドロップキャップス」というが、要は記事の最初の一文字を大きくあしらって目を引くようにしたデザイン処理のこと。
この原文では大きな「P」の後に「resident」と続く表現だったので、翻訳サイトは「P居住者」と訳したものらしい。つまりここでは「P居住者=大統領」のことなのだ。

このページでは、以前話題を呼んだ「世界がもし100人の村だったら」になぞらえてイラクの現状について書いた「アメリカがもしイラクだったら」というエッセイがつづられている。

アメリカの人口はイラクの約11倍以上。そこにイラクで起きているさまざまな出来事を投影してみると……。

10月に自動車爆弾テロやロケット弾、機銃掃射、そして米軍の空爆などで亡くなったイラク人は300人。それがアメリカなら3300人もの人々が亡くなった勘定になる。この数は9.11事件の死者を上回る数だ(事件当時は5000人とも6000人とも言われた9.11事件の犠牲者だが、現在では約3000人というところに落ち着いていることを知っておこう)。それほどの数の命がこのひと月の間に失われ、それはこれまでも、そしてこれからも続いていく。

イラクには機関銃、ロケット弾で武装した25,000人ものゲリラがいて、いくつもの主要な都市をその実力下に置いている。これがアメリカなら、ゲリラの数は275,000人(!)に達し、彼らはシアトル、サンフランシスコ、ソルトレークシティ、ラスベガスなどを制圧しており、それらの都市には警察も州兵も、米軍さえも立ち入ることができない状況というわけだ。

こうした現状をして「民主化は順調に進み、市民生活は改善されている」などと強弁するブッシュのイラク認識とは、一体いかなるものなのだろうか。

目前に迫った米国大統領選では、またしても『華氏911』が描いたような不正選挙がまかり通る気配が濃厚だ。自らの「民主主義」にすら基づかない地位(Position)に居座ろうとする男に「P居住者」とは何と相応しい意訳だろうか。

|

« ウィッチ・ドクター? | トップページ | ベリーサチョロQ,到着! »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/39950/1746158

この記事へのトラックバック一覧です: P居住者?:

« ウィッチ・ドクター? | トップページ | ベリーサチョロQ,到着! »