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明るさと眩しさの間

ウチのVERISA(今日からは思うところあって横文字表記に……笑)には、オプションのディスチャージヘッドランプが装着されている。

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クルマに興味のない人には聞き慣れない名前かも知れないけど、このディスチャージヘッドランプ、現在最も広く使用されているハロゲンヘッドランプと比べて3倍の明るさ、2倍の寿命を持ちながら消費電力は3分の2という優れた特性を持ち、夜間の安全走行への期待やら、愛車のドレスアップニーズやらを背景に需要が拡大していて、2003年度の新車装着率は20%にも達するんだそうな。

「あのクルマのライト、妙にまぶしいなぁ……」と感じたら、十中八九、そのクルマはこのランプを装着しているわけだ。受け身になると「まぶしい」このライトだが、使う身になってみると有り難いことは事実。そんなわけで今回の装着と相成ったわけだが、おいしい話には裏があった。

このディスチャージヘッドランプ装着者には、ヘッドランプレベライザー(メーカーによって名称は違うんだろうなぁ)というダイヤルスイッチが付いてくる。これは何かというと、ヘッドランプの光軸を任意に上下させるためのものだ。

従来こうした機構は、荷物や乗員などを多く載せるバンやトラックなどのためのものだった。それらは荷重の多寡によって、ヘッドランプがひんぱんに上下してしまう(荷台にたくさん荷物を積むと、クルマのお尻が下がっちゃうよね。するとライトは上を向いちゃうってわけ)ため、光軸調整によって、適切な照射角を得ることが必要だったからだ。

一方、このディスチャージヘッドランプ装着車については、もっと積極的に対向車や前走車の「まぶしさ」を低減するために、この機能があるようだ。つまるところ周囲にとっては「まぶしすぎる」んである。まともな角度で照射してても。

早くからこのランプを使っている人には常識だったのかも知れないけど、ディスチャージ・バージン(笑)なボクにとって、このレベライザーの存在はちょっとしたカルチャーショック。だってめんどくさいよこれ。

でもまぁ路上の嫌われ者にはなりたくないし……「過ぎたるは及ばざるがごとしだよなぁ」とかつぶやきながら、今日も夕暮れの街中で、周囲のクルマに気を遣いながらレベライザーをチクチクいじりつつドライブしているボクがいるのだった。(^^;)

話しはそれるけど、ディスチャージヘッドランプのバルブ(電球)には、微量ながら水銀が使われているらしい。いわゆる「環境負荷物質」(要は公害物質)だよね。

これを水銀フリーにすることは非常に困難と言われていたんだそうだが、先日登場したトヨタの「ポルテ」には、新開発の水銀フリーディスチャージヘッドランプが採用されているんだそうな。こういう地味かつ重要なところで、トップメーカーとそうでない会社の差が出てくるよね。恐るべし大トヨタ。

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